12月3日 古後小学校より防災訓練への講師派遣依頼があり、八幡防災士会より野上和也さんを講師派遣しました。
八幡防災士の会を代表して、帆足博充さんよりあいさつがありました。
防災アドバイザーでもある野上和也さんに防災の備えについてお話をしていただきました。
災害が起きる前にどんな備えができるのか、備蓄に必要な量とその理由など子どもたちにもわかりやすく説明してくださいました。
講話の後は2班に分かれて、段ボールベッドの組立て体験と備蓄倉庫の見学を行いました。
段ボールベッドはその名の通り段ボールを組み立てて作る簡易ベッドです。
体育館などに避難した際、冷たい床で寝る負担を軽減したり、プライベート空間を確保できたりします。
説明書をみながら、基地・防災対策課の方と一緒に組み立てました。
大きなプラモデルの様な感覚で、子ども達はあっという間に組み立てました。
頭の部分は囲いになり、寝ているときの照明を防いだり防音効果があります。
体育館の入り口付近にある備蓄倉庫は、子ども達も中を見るのは初めてのようで探検気分で見学をしていました。
非常食や毛布、ガス釜付きの発電機など「こんなのもあるんだ」と興味を持って備蓄品の確認をしていました。
最後に簡易テントの組立てをしました。
スティックをつなげて差し込むだけの簡単な作りながらも、プライベートを確保するのに十分な広さのテントでした。
親子でテントを立てました。10分ほどでどの家族も組立てが終わりました。本当に簡単です。
上部はメッシュになっているので、通気性も良く、ある程度の目隠しにもなります。夏場は虫も入ってこないので助かりますね!
片付けは建てるときよりも早く終わりました。テントの布を畳むときに、どうやって畳んでたんだ?と手間取った程度で片付けも簡単でした。
災害の前、起きたとき、避難した後、と災害への備えについて学ぶことができました。
いざという時にまず自分の身を守り、安全に避難することへの心構えが育ってくれると良いですね。