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 12月11日に学校支援地域本部事業として障がい者についての人権学習が行われました。
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 講師は九重町の飯田地区在住で視覚障がい者の廣田満江さんでした。

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 廣田さんは自分自身の生い立ちから語ってくれましたが、3歳の時の「はしか」による高熱で失明したとのことです。3歳のことですからその時のことは本人は記憶にないようです。

 その後、盲学校や専門学校での15年間の学業を終えて社会人になったようです。

 廣田さんは持ち前の明るさで、「何でも自分のことは自分でやる」が学校の時のポリシーで、体育祭、文化祭でもこなしてきたことが今の積極さにつながったと語っていました。

 生徒には学習会に備えて事前に打った点字を押さえながら授業を進めました 

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 生徒からの質問で応えてくれたのが、「目が見えないことで耳や指の感覚が敏感になっている。歩くのは耳で見たりしており、体のいろいろな感覚で行動している」とのことです。

 また、ご本人は「人から見て日常生活が大変だと思われることもあまり大変と思っていない。それで3人の子どもも育ててきたのだから」とこちらから見た印象とは全く違い本当に物事に積極的で生き生きとしていて圧倒されるほどでした。

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  ▲同じ文章を生徒が紙に書くのと講師が点字で打つ速さの競争では、講師の方がやや早いか。

 

 最後に中学生へのメッセージとして「自分は何ができるか。受けるより与える幸せを感じてほしい」という言葉を贈りました。

 授業が終わった後にお聞きしたところ、昨年は「くじゅう山」にも登ったとのことで、健常者よりも元気さを感じるほどでした。