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 自治組織運営協議会地域づくり部会(河島廣太郎部会長)主催で「集落の今とこれからを考える」と題して3月2日に講演会が開催されました。
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 講師は大分県西部振興局の宇都宮重幸地域振興部長で、会場内には講演後の試食会も有ることから女性の参加者が多い講演会となりました。

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 急速な人口減少と高齢化が進む地域の現状と課題を浮き彫りにし、地域で暮らし続けるための国や県の取り組みとその事例や支援制度について話してくれました。

 先ず、急速な人口減少については、日本の総人口は2010年に1億2000万人であるが、今後100年間で4、5000万人に急速に減り100年前(明治時代後半)の水準に戻っていく可能性があるということと、この変化は千年単位で見ても類を見ない極めて急激な減少が予測されるということです。

 玖珠町においても約16000人の人口が50年後には7000人台と大幅な減少が予測されています。

 特に、玖珠町において65歳以上の割合(高齢化率)が現在30.7%であるが、50年後には45%になることが推測されています。

 急速な人口減少と、高齢化が進めば様々な問題が拡大します。

 例として

 ① 空き家の増加 ② 耕作放棄地の増加 ③ 働き口の減少 ④ 商店・スーパー等の閉鎖  

 ⑤ 老朽家屋の増加(住宅の荒廃) ⑥ 獣害、病虫害の発生 ⑦ 公共交通の利便性の低下

 ⑧ 森林の荒廃 ⑨ 伝統的祭事の衰退 ⑩ 集落、地区で行ってきた行事の減少

 等、集落での生活や生産活動、地域で行ってきた共同活動の継続が困難となっていきます。

 そこで、これらの現状を踏まえ、集落で生き甲斐をもって暮らし続けるために、また将来に向けて地域を元気にするために、地域住民による新たな取り組みが必要となります。

 ● 集落で生き甲斐をもって暮らし続けるための取り組みとしては、

  ① 高齢者の生活支援・・・買い物支援、配食サービス、困りごと支援、移動(病院等)支援

  ② 元気で暮らし続ける支援・・・会話ができる場づくり、健康づくり支援、生き甲斐づくり支援

  ③ 安心安全な生活支援・・・見守りの仕組みづくり、災害時の避難対策

 ● 地域を元気にする取り組みとしては

  ① 地域内・外との交流の場づくり・・・農村カフェ、売店営業、体験農場、農地オーナー制度、祭り等の体験、観光交流

  ② 新たな産業づくり・・・直販所、特産品・加工品の開発・販売

 ● そのた地域の特性を生かした取り組み

  それらのことを進めていくには、地域の現状や課題を把握し地域住民で共有・協力意識を高めることが大事です。

 国や県ではそれらの取り組みを支援するため様々な支援制度を準備しています。

 講演では、全国の先進的な取り組みを行う事例について紹介しました。

 大分県内でも国東の安岐では廃校を利用し地域が連携した取り組みがされており、その内容について紹介してくれました。廃校跡で毎月開催される「100円居酒屋」をはじめたことにより、それが地域の人から好評で、閉じこもりきりの高齢者までもが来るようになったり、近くに住んでいてもそこで数年ぶりに出会ったりするなど大盛況のようです。同窓会を開くグループもあるようです。地域外の住民や転出者との交流の場としても活用されています。ちなみに高齢者の送迎は地元住民で行っているようです。

 「このままじゃ、何も変わらんから何かしよう!」という場合、県等の窓口にご相談してください。

  講演が終わった後に、参加者はお楽しみの試食会で舌鼓を打っていました。

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試食に使われた料理の数々は参加者の一部の方からの自慢料理の持ち寄りです。

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出品して下さった方々に、料理のポイントやコツなどを伺いました。

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最後は、立羽田ふれあいグループの「シイタケ饅頭」が皆さんにお土産に配られました。

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