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 八幡地区でも過疎化、高齢化が急速に進んでおり、これまでの生活を続けていくのに困りごとが発生します。そんなちょっとした困りごとを、行政に頼らずに地域住民が支え合いで解決する仕組みの住民互助組織である「有償生活支援サービス」を、来年4月から開始しようと、「八幡地区暮しのサポート設立準備会」(安部巌会長)は10月11日に2つの先進組織を研修しました。

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  八幡地区の過疎化、高齢化は急速に進んでおり、令和2年度末で、総世帯数644戸、人口1,583人、高齢化率(65歳以上)49.7%となっています。また高齢一人暮らしが131人、高齢二人暮らしが136人、75歳以上の高齢一人暮らしが81人と高齢化が進んでいます。

 そのようなとき問題になるのが、移動手段が不便(バスの本数の減少、免許証返納)、買い物、健康上の不安、認知症への不安、家族のこと、田や畑のこと、交流が少なくなることでの寂しさやひきこもりなど、考えたらきりがないほどです。

 その解決策として他地域では、「有償生活支援サービス」の仕組みを取り入れて機能しています。「有償生活支援サービス」とは過疎化、高齢化の中で生じるちょっとした困りごとを、全くのボランティアで支援するのでなく、地域の住民自らが有償で支え合い、助け合いをする仕組みです。

 仕組みの内容は、支援を受けたい利用会員と、利用会員の要望に応じた支援活動をする活動会員、仕組みを協力・支援する賛助会員で成り立っており、それらはいずれも事前に会員登録をしてもらいます。困りごとがあり支援を頼みたい場合、利用会員からの相談を「サービス支援センター」で受けて、「サービス支援センター」が活動会員に依頼し活動会員が支援サービスを行いますが、利用会員はサービスの時間等で利用料を払ってもらいます。利用料は活動会員に支払われます。

 ちょっとした困りごとの例として、ゴミ捨て、草刈り、草むしり、電球の取替、家の中の掃除・片付け、料理、見守り、話し相手、布団干し、灯油の補充、通院支援や買い物などの外出支援、墓掃除、大物洗濯など多種・多彩にあります。

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 今回、「八幡地区暮しのサポート設立準備会」が視察研修したのは、中津市山国町の「山国つゆくさサービス」と九重町東飯田の「暮しのサポートセンター東」でした。

 「山国つゆくさサービス」は平成28年から、「「暮しのサポートセンター東」は平成31年から始めており、サービスの内容はほぼ同じでも、仕組みが全く違っていましたが、どちらも円滑な運営がされていて良い研修となりました。

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