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 6年度の八幡地区人権教育推進協議会の総会が5月10日に開催されました。総会の後は、元玖珠町隣保館館長の山本五十六さんを講師に人権研修会が行われました。

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 総会では、後藤梅男人権会長からの主催者代表挨拶の後、町の担当課課長の岐部祥治氏の来賓挨拶につづき、元畑の春田幸治さんを議長に選任し議事が進められました。

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 総会の後の研修会は、「近代における部落解消の取組み」と題して講師の山本さんは次のように話しました。

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 先ず、今年は大分県水平社が創立されて100年になることについて触れ、今もなくならない部落差別について語りました。

 差別をなくすには、「差別は悪いことだ」という一人一人の思いが差別を変えていく。「差別はしてはいけない」でなく「差別があってはならないのだ」という意識を大切にしたいと、山本さんはこれまでの町職員としてかかわってきた部落差別解消に向けての体験から思いを会場内の聴衆者に訴えました。

  また、差別について深く考え正しい理解で未来へ伝えていくという責任を放棄しないようにしてほしいと、締めくくりました。