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 12月2日に、古後小学校で児童数3人ながら、練習してきた「神楽」を地域の方たちに披露する発表会が行われました。

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  古後小では、これまで毎年地域の伝統芸能である「古後神楽」を習い、練習の成果を地区内にある大御(おおみ)神社の秋の大祭や、かまどヶ岩秋祭り、郡の教育文化祭などで披露してきていました。

 神楽も舞い手と笛・太鼓・鐘(かね)の囃子の両方を子供たちでこなしていた時もありました。今年度は児童数が大きく減少したことから、古後神楽の伝承は危ぶまれていましたが、学校の先生に1人入ってもらい、4人舞である「大麻舞(おおぬさまい)」に挑戦しました。囃子は古後神楽社が担当することとしました。

 10月下旬からも猛特訓で覚えることができました。この「大麻舞」は豊前系の神楽では1番神楽ともいわれており、最初に舞う神楽です。

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 子供たちは短い練習期間ながら覚えたての神楽をやや緊張しながら、立派に舞うことができ、舞い終えた後、地域の人から温かい拍手をたくさんいただきました。