30年度 八幡自治組織運営協議会 事業活動の反省
○ 役員会
自治組織の運営や活動も 地域の皆さんや各種団体からの心温かいご協力、ご支援によって事業への取り組みや内容も大きく充実してきました。
一大イベントである文化祭も12回を迎え、すっかり八幡の地に根ざした活動となり、当日は降雨にもかかわらず入場者数も多く、文化祭テーマのごとく地域力を感じさせるものとなりました。
また、地域活動費や構成団体活動費を地域からの希望や要望に応えて、有効活用する事ができ、地域の活性化の一端に繋げる事ができました。
さらに、八幡地区の課題や将来を考える「プロジェクトY」も3年目となり、これまでの2年間各種の提言を受け、その対応について小委員会や役員会で検討して参りました。
大分大学の学生による「COC+」については、30年度は八幡の主産物である「コメ」を福岡市の消費者につなげる活動に取り組み、玖珠産の「ひとめぼれ」が3年連続「特A」の評価を受けたことと相まって、成果を上げつつあり今後が期待されます。
自治会館の空調設備については、昨年度は冬場に十分な対応ができていなく利用者の方々に不評であったが、追加工事により、ほぼ満足できるものとなりました。
自治会館駐車場についても、農協跡地建物の解体、更地化ができ、来年度は舗装化が待たれます。
3月に閉校した旧八幡中学校入口の拡張用地確保について、11月に町へ要望いたしました。
今後もこの様な活動を推進し、地域の発展につなげるための活動をします。
○ 健康福祉部会
高齢者の居場所づくり、健康づくりの支援として、平成29年4月に「八幡さかしい会」を立ち上げ、その後毎週金曜日に行ってきて2年間が過ぎました。八幡地区の高齢者対策として、好評で定着化しつつあります。課題は継続していけることと、会場となる自治会館の拡張でこのことは町当局に要望中です。
男性や子ども達を対象の「男性料理教室」、「ジュニアクッキング教室」では、食育に関心を持ち自分で調理できるように、毎月開催し食育活動をしました。
各地区の「いきいきサロン」がよりよい活動ができるよう「いきいきサポート会」を派遣し支援しました。
八幡健推協と協力しウォーキング大会を平成30年度は2回実施、うち1回はノルディックウォーキングをしました。
またハツラツ健康教室では月1回「3B体操」を実施するなど八幡地区の健康と福祉に関する事に随時活動してきました。
母子推進員と地区内に誕生した新生児を訪問しお祝いしました。
文化祭では、体組成測定、体力測定などを実施し、男性料理教室や食推協を中心にカレーの販売を担当しました
○ 教育文化部会
前年度は豪雨により中止になった「七夕交流会」は、30年度は好天で7月5日に計画通り行われました。八幡小1、2年生と「くるみ夢愛児園」の園児が参加、地域からは老人クラブのお年寄りの方々も参加し、七夕飾り作り、飾り付けなどを通した交流ができました。「さかしい会」の方々の作った飾りも一緒に飾り付けきれいな七夕飾りを仕上げることができ、参加者の方々は満足していました。
4年目となる、地域づくり部会との共催の「地域の歴史・文化財を学ぶ」活動を30年度も実施いたしました。「理論学習」では、八幡地区内で、秋の祭りに奉納される2つの「楽」について学びました。講師は「山下岩戸楽」は松本廣美氏に、「古後大浦楽」は横山弘康氏にしていただき、2つの異なる「楽」について詳しく学ぶことができました。
八幡の歴史の「現地学習」は、前年度台風の襲来と重なり参加者がほとんどいなかった古後大御神社の大祭の日に奉納される「大浦楽」を2年連続で実施し、横山弘康氏を講師に行われました。天候も良くウォーキング大会と重なったことで参加者が多く、見ごたえのある「楽」を見ることができました。
「第12回八幡地区文化祭」は、雨にもかかわらず今年も多くの団体から舞台出演や作品展示があり、日常取り組んでいる練習成果の発表がありました。舞台裏も、多くの部会員の協力で舞台発表がスムーズに進行できました
○ 環境部会
るさとの自然と環境を守る事を主たる目的に、広報車による不法投棄防止の呼びかけ、並びに不法投棄パトロールを実施し、投棄されているゴミを回収しました。同日河川環境も見回り確認をし、特に河川環境では太田川の水質汚濁が恒常化傾向にあることも確認しました。
また、道路の保全整備、自然景観の眺望を整えるための景勝地等の草切り作業などを支援しました。
防災意識の高揚を図るため、防災士の会と共催し、八幡小中学校と合同で、消火器訓練を実施。同日、災害図上訓練(DIG訓練)を行い、ため池決壊時の浸水地域、土砂災害想定地域を地図上で確認しました。
県の「訓練押しかけ支援隊事業」で、数回の事前会合の後、地震を想定した避難訓練を古後地区を中心に実施しました。避難先の体育館で、避難者を対象に救急救命講習を行いました。
また環境問題の意識を高めるため、廃油で作るECOロウソクをつくり配布し、キャンドルナイトの取り組みの呼びかけをしました。
文化祭では、ポン菓子の販売及び綿菓子の配布をして会場を盛り上げました
○ 地域づくり部会
平成27年度から実施している教育文化部会と共催での八幡の埋もれた文化や史跡、歴史や名勝地を知るため「八幡の歴史と文化財を学ぶ講演会」は4年目となり、平成30年度は地元の郷土芸能を学ぶため、松本廣美氏を講師に「山下岩戸楽」、横山弘康氏を講師に「古後大浦楽」について学び、地区の伝統芸能の由来、双方の「楽」の違い、高齢化や人口減少の中での「楽」の継続に向けての取り組みなど、「楽」の内容の素晴らしさ、問題点など深く学習することができました。また現地学習会は昨年度台風と重なって参加者がほとんど出席できなかったことから、古後の大御神社秋季大祭に奉納される「大浦楽」を2年連続実施し、講師は横山弘康氏にお願いしました。当日は天候も良く、多くの参加者がありました。また健康ウォーキングとも重なり、多くの人で賑わっていました。
第12回文化祭において「第13回我が家の一品料理大集合」を開催しました。今回は66品の出品があり、これまでと同様、料理も、お客もたくさん集まり、地区内外から好評を得ることができました。またレシピも作成。
さらにこの活動をより深めるため、出品者を対象に豊後大野市緒方町で「野菜ソムリエ」として活躍し、人気あるThe Vege Cafe Ms.(ザ ベジカフェミズ)で視察研修会を実施し、今後につなげる学習が出来ました。
また地区内の「さかもと村」村長の坂本健一氏を講師に招き、「地域づくり講演会」を開催。講師自身の「野草」に対する造詣の深さに参加者は圧倒されていました。私たちの身の回りにある草花、日頃はその名は勿論、薬成分としての薬効などほとんど知らないままに過ごしているが、私たちが生活していくうえで大切な、またヘルシーな草花であることに気づかされました。講演終了後には「野草茶」や「ヘルシー野草料理」をいただきました。参加者からは講義だけでなく、実際に講師と歩いて「野草」に触れる機会を設けてもらいたいという意見も多数出ていました。
自治組織の運営や活動も 地域の皆さんや各種団体からの心温かいご協力、ご支援によって事業への取り組みや内容も大きく充実してきました。
一大イベントである文化祭も9回を迎え入場者数も年々増えて、すっかり八幡の地に根ざした活動となりました。
また、地域活動費や構成団体活動費を地域からの希望や要望に応えて、有効活用する事ができ、地域の活性化の一端に繋げる事ができました。
また、中学校統合後の学校跡地の活用はどうあるべきかを探るため、熊本県上益城郡の水越地区で小学校跡を活用し地域に生かしている事例を研修いたしました。
さらに自治会館の空調設備の改修、事務室の拡張及び駐車場の拡張について町当局に予てからの要望に対する執行状況の確認及び再度の要望をしてきました。
地域内の小中学校4校に対して各種の学校支援活動も行いました。
八幡地区文化祭 |
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